コラム豆知識

【コラム特大号】関西物流展出展企業様インタビュー②X Mile様

4月8日〜10日に開催された『関西物流展』にて、出展企業様に特別インタビューを実施いたしました! 会期中のお忙しい中、快く取材にご協力いただいた企業の皆様、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。

本特別コラムでは、普段はなかなか聞くことができない「現場の課題」や「各社の熱い思い」など、リアルな生の声を全6回にわたってお届けします。 物流の最前線から得たヒントが満載ですので、ぜひ最後までお楽しみください。

第2弾は、物流や建設のノンデスク産業に特化し、テクノロジーの力で課題解決を目指す「X Mile」様です!

Q:早速ですが、貴社の製品・サービスの概要について教えていただけますか?

A: 当社は、物流業界の人材不足、アナログな業務実体、そして法規制への対応を支援するために、多角的なサービスを展開しています。具体的には、物流DXを通じてトラックの運行管理や各種台帳管理、倉庫内から輸送工程までを網羅する安全管理のデジタル化を行っています。さらに、荷主・倉庫と運送会社の接点における課題を解決する「ロジポケ」というバース管理システムや、業界特化型の人材紹介サービス「クロスワーク」を提供しています。システムによる効率化(ソフト)と、人による現場の維持(ハード)の両面から、現場の「回らない」「見えない」「足りない」といった悩みを根本から解決することを目指しています。

Q:物流業界は生産性が低いという指摘もありますが、どの部分が特に改善できるとお考えでしょうか?

A: 教育の面で大きな改善が可能です。従来は全員が集まって研修を行うのが主流でしたが、シフト調整の負担や、残業代などの人件費が発生するという「もったいない時間」が生まれていました。当社の「ロジポケ」を活用すれば、個別に高品質な教育映像を視聴できるようになり、管理者の負担軽減とコスト削減を同時に実現できます。また、受講記録が自動で残る点も大きなメリットです。

Q:ドライバーが自発的に学ぶような、ポジティブな変化は現場で起きているのでしょうか?

A: はい、実際に活用が進んでいます。動画を見て終わりにするのではなく、コメント欄に「何を学んだか」「次はどう動くか」といった自身の思いをアウトプットさせることで、企業とのコミュニケーションが生まれます。また、教育項目を完遂した従業員に対して、給与面での優遇や、お米などの現物を支給している企業様もあります。特にお米などは家族にも喜ばれるため、会社が従業員を大切に思っていることが伝わり、エンゲージメント(愛着心)の向上に繋がっているという声も聞いています。

Q:他社にはない、貴社ならではの強みは何ですか?

A: 「現場の実装力」と「垂直統合型のソリューション」です。多くのITサービスは機能を提供して終わりですが、当社はパソコン操作に不慣れなノンデスクワーカーの方々でも使いこなせるよう、しっかり伴走支援を行います。 また、人材紹介の「クロスワーク」は業界最大級の登録者数を誇るだけでなく、企業の文化や稼働実態とのマッチング精度を重視しています。入社前後のフォローアップを徹底することで、紹介した人材の定着率は90%を超えています。ITによる効率化と人による労働力確保をワンストップで提供できるのが当社の強みです。

Q:いわゆる「2024年問題」に対しては、どのようなアプローチを取られていますか?

A: データの透明性を通じた「共創関係」が鍵になると考えています。もはや一社のみで最適化できる限界を超えています。「ロジポケ」のバース管理機能を導入すれば、荷主側の作業情報とトラックの到着予測が可視化され、無駄な待機時間を削減できます。荷主様がシステムを導入していれば、運送会社様はQRコードを読み取るだけで管理が可能になるため、双方が時間を生み出す関係性を築くことができます。

Q:最後に、読者へのメッセージをお願いします。

A: 物流は「経済の血液」であり、社会のインフラそのものです。現在現場の皆様が感じている痛みは、物流の価値が再定義される時期のサインでもあります。私たちはテクノロジーと人の力を融合させ、現場で働く方々が誇りを持てる環境を作りたいと願っています。デジタル化の第一歩から採用課題まで、皆様の現場を支えるパートナーとして、ぜひ当社を頼っていただければと思います。

X Mile株式会社 太田様、貴重なお話ありがとうございました!