コラム豆知識

【コラム豆知識】低床式倉庫ってどんな倉庫?

  低床式倉庫の一例

低床式倉庫とは、床面が地面とほぼ同じ高さ、あるいはわずかな段差しかない倉庫のことです。

倉庫は、大きく分けて高床式低床式の2種類に分類されます。高床式倉庫は、トラックの荷台の高さに合わせて床が作られており、一方の低床式倉庫は、床面が地面と同じ高さになっています。

低床式倉庫の大きな特長は、フォークリフトやハンドリフトが倉庫内と地面の間をスムーズに行き来できる点です。これにより、トラックから直接倉庫の入り口付近まで荷物を運ぶことが可能となり、効率的に作業を進めることが可能です。

その一方でデメリットも存在します。床が地面に近いため、雨水や湿気の影響を受けやすい点が挙げられます。豪雨時には浸水のリスクがあり、地面からの湿気で商品が傷む可能性もあるため、しっかりとした排水設備や防湿対策が不可欠です。また、トラックの荷台と倉庫の床面の高さが完全に一致しない場合があるため、注意が必要です。