コラム豆知識

「ていおん倉庫」と聞いて、皆さんはどんな倉庫を思い浮かべるでしょうか。今回は「ていおん倉庫」についてのご紹介です。
1. 低温倉庫(ていおんそうこ)
まず多くの方が思い浮かべるのは、「低温倉庫」ではないでしょうか。「低温」という言葉の響きの通り、温度管理された低い温度帯の倉庫全般を指します。具体的には、「冷蔵倉庫」「冷凍倉庫」などがあります。
2. 定温倉庫(ていおんそうこ)
一方、物流業界でよく使われる「ていおん倉庫」は、「定温倉庫」を指すことが多くあります。定温倉庫は、倉庫によって異なるものの、庫内温度を約10℃~20℃程度に設定し、年間を通してその範囲を維持できる倉庫を指すのが一般的です。外気温に左右されず常に安定した環境を提供することが大きな特徴です。
定温倉庫は、温度変化に弱い商品の保管に適しており、需要が高まっています。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 食品: 高温多湿で品質が劣化する米や、温度変化で風味が損なわれるワイン、日本酒など
- 医薬品・化粧品: 品質安定が求められるもの
- 精密機器・電子部品: 結露による影響を避けたいもの
- 樹脂・フィルム: 品質が安定しないと困る素材
倉naviportでは定温倉庫をお探しの方もご利用いただけます。ぜひお気軽にご相談ください!
「冷凍倉庫」「冷蔵倉庫」についての回をご覧になりたい方はこちらから。