コラム豆知識
倉庫を探す際、広さ(面積)に目が行きがちですが、実は「何キロまで置けるか」「どこまで高く積めるか」という立体的な視点も同じくらい重要です。
倉庫のスペック表を見ると、「1.5t/㎡」や「有効高 5.5m」といった見慣れない単位が並んでいます。今回は、借りた後に「荷物が置けなかった…」と後悔しないために知っておきたい「重さ」と「高さ」の単位について解説します!
1. 床の強さを表す「t/㎡(トン・パー・へいべい)」
「t/㎡」は、1平方メートル(1m×1m)の床がどれだけの重さに耐えられるかを示す単位です。
一般的な賃貸倉庫では「1.5t/㎡」が多く、これは1m四方に1.5トン(約1,500kg)までの重さを載せられるという意味になります。
「1.5トンも耐えられるなら十分!」と思いがちですが、重い機械や液体、金属製品などを保管する場合や、ラック(棚)を組んで高く積む場合は、一箇所に重さが集中して制限を超えてしまうこともあります。荷物の総重量だけでなく、「1㎡あたりの重さ」を意識することが大切です。
2. 実際に荷物が積める「有効高(ゆうこうだか)」
倉庫のスペック表にある「天井高」と混同しやすいのが「有効高」です。どちらも高さを表す単位ですが、実務で重要なのは間違いなく「有効高」です。
- 天井高: 床から天井の板までの高さ
- 有効高: 照明やスプリンクラー、梁(はり)などを除いた、「実際に荷物を置ける高さ」
たとえば天井高が6mあっても、天井から大きな照明や消防設備がぶら下がっていれば、実際に荷物を積み上げられるのは5m程度になることがあります。高さをフル活用したい場合は、必ず「有効高」を確認しましょう。
まとめ:立体的な「重さ」と「高さ」をチェック!
倉庫選びでは、平面の広さだけでなく、床の強さを示す「t/㎡」と、積み上げられる高さを示す「有効高」の確認が欠かせません。
扱う荷物の重さや保管方法(ラックを使うかなど)に合わせてしっかり確認し、自社にぴったりの倉庫を見つけてください!