コラム豆知識

【コラム特大号】関西物流展出展企業様インタビュー①KURANDO様

4月8日〜10日に開催された『関西物流展』にて、出展企業様に特別インタビューを実施いたしました! 会期中のお忙しい中、快く取材にご協力いただいた企業の皆様、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。

本特別コラムでは、普段はなかなか聞くことができない「現場の課題」や「各社の熱い思い」など、リアルな生の声を全6回にわたってお届けします。 物流の最前線から得たヒントが満載ですので、ぜひ最後までお楽しみください。

第1弾は、物流現場をデータで支える「KURANDO」様です!

Q:御社のサービスの概要についてどのようなものか教えていただけますか?

A: 我々のサービスは「ロジメーター」という名称で、物流現場の作業データ(労働データ)を取得し、生産性や収支の可視化、人員管理の最適化までをシームレスに提供しています。実はこの4月にサービスを統合しまして、元々の「ロジスコープ」「ロジボード」を「ロジメーター」に吸収させ、ロゴも一新して一本化しました。活用の第一ステップは、タブレットを使用して作業時間を計測・取得するところからスタートします。

Q:現場でのデータ活用の現状はどうなっているのでしょうか?

A: 多くの現場では、物量計画に対して必要な人数を算出するなどの管理をExcelで行っていますが、ロジメーターは取得から分析までが繋がっているため、データのまとめ直しなどの手間が大幅に減ります。

物流業界全体で見ると、感覚値で現場を回しているところが約6割、データを取っているところは4割程度という印象です。我々は、これまでWMS(倉庫管理システム)では難しかった「人」の情報を取得することに特化しています。WMSは「物」を中心とした設計のため、人の動きを追おうとするとコストが高くなりすぎるため、別システムとして切り出したのが始まりです。

Q:他社にはない独自の強みはどのようなところにありますか?

A: 特にこだわっているのはUI(ユーザーインターフェース)です。物流現場にはご高齢の方や外国籍の方も多いため、誰でも直感的に操作できるよう、アイコンを大きくするなど視認性と使い心地を追求しています。作業者の方は、作業開始時と終了時にタブレットを「ピッ」と操作するだけなので、大きな負担にはなりません。

また、導入サポートも強みです。データの精度を左右する最初の「マスタ設計」が成功の8割を占めると考えており、そこを無料でアドバイスし、現場で起こりがちなハードルを乗り越えるお手伝いをしています。月額課金モデルのため、お客様が成功して使い続けていただくことが我々のビジネスにとっても重要だからです。

Q:これからの物流現場において、何が重要になるとお考えですか?

A: 根拠となる「数値とデータ」です。データがないと、DXツールやロボットを導入した際の効果比較もできません。また、将来的にAIを活用する際にも、AIに学習させるためのデータがあらかじめ貯まっていることが重要になります。

最近では荷主企業様もデータの可視化に対して非常に感度が高くなっており、数値化できているかどうかが物流企業の評価に直結する時代になっています。

Q:最後に、課題を感じている方へのメッセージをお願いします。

A: 収益の厳しさに課題を感じているのであれば、まずは現場の数値を可視化してください。現場の数値こそが重要です。無料トライアルも実施していますので、まずは数値化の一歩を踏み出していただきたいですね。

株式会社KURANDO 菅野様、貴重なお話ありがとうございました!