コラム豆知識

【コラム豆知識】物流業界でよく使われる単位 その4:「面積」の捉え方

1. 「㎡(平米)」と「坪」

賃貸借契約書や図面などの公式書類では、メートル法に基づいた㎡(平方メートル)が標準です。一方で、現場の商慣習では現在も「坪」が広く使われています。

1㎡≒0.3025坪 という換算は業界の基礎知識です。倉庫の保管効率を検討する際、「この区画にパレットが何枚並ぶか」を計算するには、坪単位の方が空間を把握しやすいという実情があります。

2. 実務で重要な「有効面積」

不動産情報の表記面積で注意すべき点は、柱の太さ、消火設備、シャッターの可動範囲などを差し引いた「有効面積(実際に利用可能なスペース)」をしっかり把握することです。

「1,000坪の契約だが、柱やデッドスペースの影響で想定したパレット数が収まりきらない」といったミスマッチを防ぐためには、有効面積に基づいたレイアウト図面の作成が欠かせません。

3. 平面から「容積」への視点

近年の物流施設では、土地を有効活用するために「平面(面積)」だけでなく「立体(容積)」の視点が不可欠です。天井高が5.5m以上の高機能倉庫では、面積あたりの保管効率を最大化するために、パレットラックの段数設定が重要な戦略となります。

平面の数字だけでなく「実際に運用できる空間」を正確に見極めることが、効率的な物流拠点運営の鍵となります。

実際の倉庫を内覧することも可能ですので、ご希望がございましたらお気軽にご相談ください!