コラム豆知識

営業倉庫とは、国土交通大臣の登録を受け、倉庫業としての営業が可能な倉庫をいいます。

営業倉庫の大きな特徴のひとつに、他者の荷物を預かるため法規制がより厳しく設定されている点があります。例えば建物や設備について、外壁の性能や耐火性、防火性能などに関する基準が厳格に定められておりさらに、火災保険への加入が義務付けられるなど、預けられる荷物の安全性を確保するための各種規制が設けられています。

また倉庫保管サービスの利用にあたっては約款が存在します。国土交通省が制定した「標準倉庫寄託約款」により、万が一契約書が締結されていない場合にトラブルが発生した場合でも、最低限の利用ルールがこの約款に基づいて適用される仕組みとなっています。

なお営業倉庫の種類は大きく分けて３つに分類されます。「普通倉庫」「冷蔵倉庫」「水面倉庫」にわかれ、さらに「普通倉庫」には細かい分類があります。

「一類倉庫」「二類倉庫」「三類倉庫」「野積倉庫」「貯蔵層倉庫」「危険品倉庫」「冷蔵倉庫」「トランクルーム」「特別の倉庫」といった区分に分けられます。

営業倉庫免許について、簡単にご説明しました。実際の取得の条件や手順については各種官公庁へご相談ください。

倉naviportではお客様のご希望にあわせて倉庫をご紹介することが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。